藤棚新聞第100号(つづき)
- Echigo Takumi
- 8月10日
- 読了時間: 2分
更新日:9月7日
<2025年 第101号>
藤棚新聞の発起人であり、代表を後進に譲った相原元代表に話を聞きました。
Q.活動を続けてきた中での苦労話や楽しかったエピソードを教えてください。
A.一番強い記憶は、ある店舗の店主が明らかに藤棚新聞を嫌っていることでした。新聞を受け取るのもいやいやながらの顔で、憎しみさえ感じられました。ときには、もしか したら手を下されるのではないかと、早く店を出ようと焦ったりもしました。
嬉しいことは配達したときに「はい、ありがとう」「ごくろうさま」と言ってもらえた 時ですね。なにごとでも感謝されるというのは一番嬉しいことに変わりはありません。
苦労も楽しみもやはり人間関係です。お客との間にある憎しみも感謝も、新聞づくりは 提供するほうにとても勉強になることだと思っています。
Q.ここまで続けてこられた信念はなんでしょうか?
A.藤棚新聞を続けてこられたのは、まず「何のために自分はやるのか」ということを 自分なりにはっきりさせようとしたからだと思います。始めようとした 10 数年前に、 「自分は社会のために役に立つことをやりたい」と、何日も何時間も考え続けて藤棚新聞 の発刊を決めました。そのミッションが『地域の支えあいとつながりに貢献する』。私の 最後にこのミッションがどの程度実現できたかがわかると思います。
Q.これからの藤棚新聞に期待することは。
A..藤棚新聞の発行を続けていってほしいと思います。
目的 :支え合いとつながりの機会を増やす情報の伝達、提案
内容 :商店街、地域、学校や活動団体などの活動・イベント情報を提供する。また 街の人びとへのインタビューで素顔を紹介 する。
取材先:西区第三地区、第二地区を中 心に藤棚地区の5商店街、町内会・自治会、 学校、福祉施設、企業や西区役所など行政
配布先 :紙版は第三、二地区への配 達と回覧板を利用するほか、情報がより親 密に浸透するようにメールサービス版や HP版を配信する。
(おわり)





