
2024年11月3日(日)「へそ祭り」が開催!
2019年の開催を最後に開催されていなかった「へそ祭り」が4年ぶりに帰ってきます!
商店街理事会が主体となって年恒例であるお神輿、そして今年は藤棚新聞の企画によって集まった市民メンバーによって作られた企画、三宅太鼓、フォトスポットと壁紙アート、子供向けのワークショップ、スタンプラリー、みんなで踊るへそ踊り、となります。是非ご来場ください!
※みんなで踊る「へそ踊り」の踊り方説明はこのページの下のほうにあります。


スタンプラリーでお菓子ゲット!
3つの商店街(西前中央商店会・藤棚一番街・藤棚商店会)のお店でスタンプをもらってくると、先着100名にお菓子をプレゼント!場所:お祭り本部
アートを楽しもう!
フォトスポットが相鉄西横浜駅と商店街の2か所、壁紙アートが商店街に1か所、合計3か所のアート作品があります。是非SNS等で拡散お願いします!
場所・時間・内容
みんなで踊ろう「へそ踊り」!!
当企画を通じ、へそ祭りの「シンボルを作る」「他者とともに、交流、新しい過去作り」といったキーワードが出てきてきました。また商店街から「出演者の為だけでなく、地域の人の為の祭りにして欲しい」という要望がありました。そこで、参加型の「へそ踊り」を作りました。ぜひ一緒にご参加ください!
「へそ踊り」の踊り方
へそ音頭
<藤棚商店街へそ音頭>
作詞:中村まい / 越後巧 作曲:青柳竜一 振付:中村まい 協力:藤棚連
藤棚は(ヨイヨイ) 西区の真ン中 へそ祭り(アサテ)
あのこも このこも へその民
みんなで踊ろう へそ踊り(アソレへそ踊り)
繋がる集まる へその民
へそ祭り企画チーム発足の背景
へそ祭りとは
西区が横浜の中心ということで「へそ祭り」と命名され、過去30年程続いた伝統ある秋祭りです。各商店街が主体となり、地域の保育 園、幼稚園、小中学校の出演、マーチングパレードや和太鼓演奏など地域の市民団体の出演、フランクフルト、みそおでん、わたあめ、ポップコーン 、 焼きそば、あんこもち、ゲーム、花と魚の即売など賑わっていました。また恒例の藤棚名物おもちつきなど、市民が楽しく参加できる祭りとして続いてきました。
参考:過去のへそ祭りの様子
活動の背景
しかしながら、担い手不足のより、コロナ禍中止になって以来再開されていません。そこで、藤棚新聞が主体となり、お祭りの企画メンバーを募集いたしました。
メンバーの募集において、お祭りの実行を商店街だけに頼るのではなく、お祭りに参加する方々や関係する団体など、関わる皆さんが担い手の一部という考えのもと、新たにへそ祭り企画支援委員を作り、自発的に継続できる仕組み作りに挑戦することになりました。

東側から西前中央商店会、藤棚一番街、藤棚商店会、サンモール西商店会、久保町ニコニコ商店街の5つが連なる全長約1.1kmの長い商店街は、通称「藤棚商店街」 コロナ禍前までは、西前中央商店会、藤棚一番街でへそ祭りを実施
商店街からのお願い

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11/3(予定)へそ祭りの企画実行委員として携わって欲しい
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5年振りの開催の為、ゼロベースでイベントを考えて欲しい
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出演者の為だけでなく、地域の人の為の祭りにして欲しい
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実際にスタッフとして運営に携わって欲しい
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へそ祭りに限らず、継続して商店街活動に携わって欲しい
2024年3月1日 商店街と初回打合せ
これまでの活動
メンバーは、藤棚新聞が主体となり、学校や企業にお声がけさせていただきました。7/19にキックオフミーティングを実施し、それ以降企画をまとめるまで10回を超えるミーティングを重ねてきました。
ミーティングでは、藤棚地区で各分野において活躍されている方々をゲストにお招きし、課題や街に対する期待など貴重なご意見をお伺いしました。また商店街ツアーも実施し、藤棚一番街の米山理事長から直々に商店街の紹介をいただき、企画メンバー各位が具体的な企画イメージを作っていきました。


映画監督
竹内晶子さん
藤棚商店会理事長
荻原隆宏さん

南浅間保育園園長
山家幸絵さん

2024年7月19日 キックオフ
その中で2つフォーカスして紹介します。1つ目は親子向けのワークショップです。企画メンバーの中で、「学生が集まる」「子供のための」というキーワードが出てきました。そこで岩崎学園が「万華鏡作り」、CurioSeedsが「香水作り」を行うことになりました。
岩崎学園は1927年創立され、横浜で7つの専門学校教育を中心に、大学院教育、子育て支援・幼児教育、生涯教育、文化振興など幅広い事業を、地域に密着し展開しています。
CurioSeedsは横浜国立大学に拠点を構え、過去40以上のイベントを開催し、800名を超える子供たちに授業をしてきた博士学生サイエンスコミュニティです。2団体の参加は大変うれしく、当初の目的である自発的に継続できる仕組み作りに直結すると感じております。

へそ踊り撮影に来訪頂いた
藤棚一番街 米山理事長
もう一つはみんなで踊る「へそ踊り」です。企画を通じ「シンボルを作る」「他者とともに、交流、新しい過去作り」といったキーワードで出てきました。また商店街からのお願いの中に、「出演者の為だけでなく、地域の人の為の祭りにして欲しい」というのがあり、その為に参加型の「へそ踊り」を作って披露することになりました。
最終的に決まった今年の企画は、毎年恒例であるお神輿、そして企画メンバーによって実現した、三宅太鼓、フォトスポットと壁紙アート、子供向けのワークショップ、スタンプラリー、みんなで踊るへそ踊り、です。
へそ祭り当日の様子
へそ祭り無事開催!
直前まで天候不順の予想でしたが、雲が早く抜けて当日は晴天に恵まれました!今回相鉄さんのご厚意で、西横浜駅にフォトスポットを設置させて頂いております。見られた方も多いのではないでしょうか?お祭りのアナウンスに大いに効果があったと思っています。簡単ではありますが準備やワークショップの様子を画像で紹介致します。

当日はお神輿関係者の人数と熱気は想像以上でした。スタンプラリーは、商店街を知って頂くことを目的にスタンプを3つの商店街(西前中央商店会・藤棚一番街・藤棚商店会)に分けていたので、一般の方がどれくらいの人が参加してくださるか気になっていました。結果は100枚用意して58枚がお菓子交換に来てくださいました!非常にいい数字だと思っています。

チーム発足から準備、当日の様子までを10分程度のドキュメンタリー風の動画にまとめてみましたのでご覧ください。
後日談
企画協力メンバー拡大の可能性
企画支援メンバーで作成したフォトスポット、大変素晴らしい作品で藤棚地区センターが飾ってくださることになりました!また作成を地域の人たちと一緒に作成できればいいな、ということで来年はアート作成を地区センターとしても協力したいと嬉しいお声を頂きました。

今回は、西区のマスコットキャラクター「にしまろちゃん」に参加してもらっています。西区にはいろんなゆるキャラがいるので、ゆるキャラ勢ぞろいといった企画も検討ができると考えています。一度やってみるとそれをレガシーとして生かして次回につなげる、そんなことができれば素敵ですね。
フリーペーパーの効果検証
広告効果について
へそ祭りは単独での広報用Web媒体を持たず、広報は商店街の掲示板だけの予定でした。そこで、あらかじめ藤棚新聞が広報活動をすることで、どの程度の効果があるのか調べることを活動の目的の一つにしておりました。
まずは号外の発行を行いました。紙媒体は重たいですし通常版と同じように配布することは難しいことから、今回は教育施設・公共施設に限って手配布させていただきました。

他メディアを活用した手段として、今回協力企業の1社である相鉄ホールディングス、そしてタウンニュースに当取り組みを掲載頂くことになりました。
相鉄ホールディングスでは、藤棚商店街の最寄り駅である西横浜駅にフォ トスポットを設置させていただきました。駅を通過する多くの人にへそ祭りの開催を通知できたと考えています。またポスターは、西横浜・天王町・星川の各駅に設置頂きました。


加えて、相鉄線沿線でのイベント情報やお役立ち情報、相鉄グループに関する情報をお届けする「相鉄線沿線をもっと好きになる」相鉄Styleアプリ、そしてX(旧Twitter)でも掲載頂きました。


タウンニュースの記事については、当該記事が多くの媒体で転載されました。結果的に下記に紹介のSEOにも効果を促した可能性があります。


以下転載されたニュースサイト
SEOの効果について
当活動がどの程度閲覧されているかを調査しました。藤棚新聞では記事のWeb化を始めて1年と約2カ月が経過しております。記事の増加に伴い表示回数(以下PV)とクリック数は増加傾向にあります。特に複数キーワード検索において「地域の名前」×「季節に関わるビックワード」で検索された場合にPVが一時的に増えております。
へそ祭りに関わる記事を掲載したところ、従来の3倍ものPVがありました(検索上位 「へそ祭り×横浜」)。上記広報活動の影響があるとは思いますが、このことから、地域のフリーペーパーであったとしても、地域における伝統行事などをしっかりWeb記事化しておけばアナウンス効果は有ると言え、それが地域のフリーペーパーの提供価値の一つになると考えます。

地域イベントの運営方法の示唆として
多くのイベントがボランティアや助成金に頼って成り立っています。実際に主催単独で黒字化できている祭りは私が聞いた限りでは、高円寺の阿波踊り、岸和田だんじり祭り、北海道のよさこいソーラン祭りくらいです。
収入源はチケット販売と広告費がメインとなります。一般のお祭りではチケットを販売することは難しいと考えます。よさこいソーラン祭りでは出演者が出演費を負担していますが、これも一般の祭りでは難しいと思います。従い、収入源は広告費が主となります。広告には設置上限があることから、規模の拡大に比例して大きくなる警備人件費、電飾等設備をカバーできなくなります。
この状況への対策は2つあると考えます。ひとつ目は行政の参画です。全国の祭りは基本的には県か商工会議所が入っています。既存業務に組み込むことで人件費を抑制でき、且つ県の観光事業になれば積極的に支援するという可能性もあります。
もうひとつは、新たに広告収入の座組を作成することです。目的は収益ではなくコストの負担軽減です。主催団体が広告収入を求めていない場合もありますが、地域メディアとしては存在価値の提供という視点で言及しておきたいです。実際にお祭りは特定のセグメントをターゲティングすることができます。今回のへそ祭りにおいても、企業にヒアリングをかけたところ、一定の金額を広告費として検討できるという回答がありました。今後のイベント検討の参考にしたいと考えております。
主催:西前中央商店会・藤棚一番街・藤棚商店会
協力:相鉄ホールディングス株式会社・学校法人岩崎学園・CurioSeeds・ハーバルインデックス
NPO法人 日本科学振興協会(JAAS)・横浜国立大学・藤棚連(藤棚阿波踊り)・藤棚新聞
後援:横浜国立大学地域連携推進機構
お問合せ:藤棚新聞 越後巧 Tell:080-6779-4476 e-mail:echigo.takumi@gmail.com