地域の絆が命を救う!第 3 回 防災フェスタ開催報告
- 4月11日
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<2026年 第105号>
~「誰も取り残さない」街づくりへ、体験を通じて深まる備えと助け合いの輪~
3 月 20 日(金)、横浜市西区の「生活創造空間にし」にて、地域一体で防災を考える「第 3 回 西区防災フェスタ」が開催されました。今回の大きなテーマは、障がい者や高齢者など、災害時に困難を抱えやすい人々を「誰も取り残さない」ことです。
このテーマの背景には、身体的ハンディキャップを持つ方は避難が遅れやすく、避難所でも生活しにくい環境に置かれがちであるという切実な課題があります。主催の「生活創造空間にし」 は、ハンディキャップを持つ方が避難生活を送りやすい場所であるとともに、地域住民が困った時に気軽に相談できる拠点でありたいとおっしゃっていました。
会場では「実体験」を重視したプログラムが展開されました。消防団のサポートによる消火体験では、車いすの利用者も真剣な表情で放水に挑みました。消火器などの設備を「使ったことが ある」という経験の差は非常に大きく、それが命を守るための適切な避難判断にも繋がります。 また、カセットボンベ式発電機や段ボールベッドの展示・操作体験は、地域にある備蓄品を知ることで住民の心理的な安心感を高める狙いがあります。
イベントは 3 回目を迎え、福祉施設が地域住民にとって「顔の見える」身近な場所へと着実に変化してきました。行政の防災担当との連携も深まるなど、組織を越えた地域全体の守りも強固になっています。ミニ救急車の乗車体験なども好評で、多世代が楽しみながら防災に触れる一 日となりました。
主催者は「近所にどのような方が住んでいるかを知り、助け合える関係を広げるきっかけにしてほしい」と語ります。こうした実体験と、顔の見える「お互い様」の絆こそが、いざという時の最大の備えとなるはずです。









