藤棚商店街今昔物語 不二家
<2024年 第96号> かつて藤棚商店街に洋菓子で有名な不二家さんがありました。当時のオーナーであった山口さんにお話をうかがってきました。 藤棚商店街と藤棚一番街の間の藤棚町交差点付近にお店が開店したのは1977年だそうです。義理のお兄様が本社にいらしたご縁で開業に至...
昔と今 藤棚の藤棚(町名の起こった藤棚)
<2024年 第92号> かつてキツネやフクロウを見ることもできたこのあたりが「藤棚町」と名付けられたのは昭和3年9 月のこと。戦後関内が接収され、野毛を始めとした各所に商店街が分散した影響もあり、藤棚商店街も爆発的な人気を誇ったそうです。...
昔と今 歴史の街道をテクテク歩く③
<2021年 第78号> 一日目は平沼橋を越え、二日目は浅間神社、追分、松原商店街を通って帷子町にある金沢横丁に入りました。ここには金沢、浦賀往還の道標として四基(注)が建立され今も残っています。 金沢横丁道標四基 右から順に(1)円海山道(2)かなさわかまくら道(3)程ヶ...
今と昔 歴史の街道をテクテク歩く
<2021年 第75号> 西区にある三つの古道、横浜道、旧東海道、保土ヶ谷道を順に歩きました。今月の横浜道から3回に分けてご紹介します。三つの古道については西区役所作成の「まち歩きマップ」と「にしまろちゃんとベイバイク」にも掲載されています。 三つの古道 〇平沼橋と元平沼橋...
昔と今 東雲(しののめ)町から藤棚町へ
<2021年 第74号> 〇 藤棚の酒まんじゅう 明治32年、鈴木忠次郎という方が、今の藤棚交差点付近に一本の藤の樹を植え、大きくなった藤の花の下に縁台を並べ 、酒まんじゅうや甘酒を売る茶店を出しました。 なお、鈴木さんは昭和の初めまで町会役員として活躍されていたようです。...
今と昔 野毛坂を上る市電とバス
<2020年 第73号> 昭和46年と今とを比べてみると、野毛坂周辺の風景に大きな変化はありませんが、廃線間近い市電が力強く走っています。昭和46年前後というと横浜ではいしだあゆみの「ブルーライト・ヨコハマ」や五木ひろしの「よこはま・たそがれ」が街に流れており、...
今と昔 残しておきたい大谷卓雄さんの貴重な収集品
<2020年 第72号> ここに貴重な写真があります。写真左 は昭和46年岩亀横丁で昼時に行っていた歩行者天国を戸部通りに住んでいる大塚眞司さんが何気なく撮ったものです。それを本牧に住んでいる大谷卓雄さんが複写して保存していたそうです。 写真左下...
昔と今 羽沢辺り
<2019年 第64号> 水道道の尻こすり坂を下りてすぐ左に入ったこの細い通りには、かつては小さな居酒屋や、総菜を売る店そして銭湯があり、昔懐かしい街の佇まいが残っていました。今はそのお店もなくなり、アパートや駐車場になり、場所によっては変貌を遂げたみなとみらいのランドマー...
昔と今 丘の上の五叉路
<2018年 第63号> 久保町から東久保町をとおり元久保町の急坂を上り詰めると五叉路の信号があり、右に行くと保土ヶ谷区岩井町、岩井原中学校があり直進すると南区清水が丘に入ります。元久保町から左に尾根伝いに行くと南区三春台に至るのでここ五叉路は峠ともいえます。案内板や標識が...
昔と今 東久保町の七曲がり
<2018年 第63号> 心臓破りの坂があるというので行ってみました。 この辺りは西区の西の境、すぐそばの杉山神社は保土ヶ谷区になります。昔は家もまばらで草ぼうぼう、下から見上げると崖のようだったとか。国道1号線寄りの久保町31 番付近から階段を登り始め、4...
昔と今“なつかしの野毛山公園プールと謎のトンネル”
<2018年 第61号> 画家の長谷川泰さんが、西区のあちこちを歩いて絵と文で構成した画文集「西区そぞろ歩き」(平成16年11月横浜ふじライオンズクラブ/西区役所区政推進課広報相談係 発行)の中の場所は81カ所に及んでいます。...
昔と今 掃部山公園の花見
<2017年 第53号> お花見で定番の掃部山公園。公園に設置された案内板によると、明治から大正にかけて公園内は花見を楽しむ人々で連日賑わったとあります。 現在の写真の場所は、ベンチがあるだけで屋台も茶店もなく、少し寂しい風景です。 昭和40...