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西区で大きな災害が起きたら!登録団体と地域大履修生が討論

<2022年 第85号>

 にしとも広場では、「西区グループ・団体」登録者、「西区街の名人・達人」の登録者ならびに地域づくり大学校の修了生のみなさんのさらなるつながりを創り深める交流の場として、12月3日(土)9:30~12:00に団体と地域大修了生の参加による「団体交流会」が開催されました。


 会場の参加者13名、オンライン参加者5名に、コーディネーターとして「災害復興くらし応援・みんなのネットワークかながわ」(通称:「みんかな」)から復興支援のアドバイザーである伊藤明子さんを迎えたほか、にしとも広場の職員も入って熱心な討議が交わされました。


 参加者の自己紹介ののち、「西区で大きな災害が起きたら私たちにどんなことが起きるか」を考えるために、復興支援のアドバイザーから西区の土地・建物、人口や歴史を踏まえて、これから起きることが想定される地震の大きさを聞きました。そして全国各地で起きた地震による倒壊、火災、津波の実例を知ったのです。話しは西区で、もしも元禄型地震を想定した地震が起きたときの人の被害想定や首都直下型地震等によるライフラインの被害想定にまで及びました。


 私達はこうした地震発災の後に、「どんな状況になり、どんなことができるのか」を考えることが、今回の団体交流会の大きなテーマです。そのために熊本地震の例でケアや避難所などのことも学びました。この日の私達の話し合いの場では、こうしたできることをよりたくさんにするために、現状でどんなつながりを創ったらよいかということに多くの討論が集中しました。短い時間の中でしたが、復興のときの行動を考える入口に立てたという感じがしました。


 最後には、「みんかな」とにしく市民活動支援センターによるまとめのトークセッション(出席者:手塚明美、松本道雄、加世田恵美子)があって、閉会しました。次回の団体交流会は3月です。                  (敬称、一部略)



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