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この街 この人 梅 暁玲(メイ シャオリン)さん

<2019年 第69号>

 「安全で住みやすく、日本人は親切です。」と話すのは、願成寺坂の近くに住む中国人、梅 暁玲さん。上海で日本語学校に通い、1 級の免許を取得し、5 年ほど前に上海から移住してお子さん2 人の子育てをしながら庭で野菜を作り、お得意の餃子や肉まんを作っています。


 梅さんは一年前から琴を学び始めて毎日2 時間練習を重ねながら、今では中華街に本部のある、横浜中華芸術学校楽団(二胡、琵琶、馬頭琴、バイオリン等)の一員としてイベントに参加しています。最近では、日本大通りでのホッチボッチミュージックフェステバルや、クイーンズスクエアでの横浜音祭りがあります。音祭りでは馬頭琴と琴のコラボに舞踊も入り、会場は中国音楽に包まれました。しかし日本人の団員が少なく「もっと多くの日本人に加わってほしい」と願っています。


 カフェ ターブルドートでの取材の日はランチの時間帯で、梅さんが弾く「川の流れのように」の曲を聞きながら、お客様は明るく幸せな気分で食事ができました。


 「郷に入れば郷に従えです。これからも日本の文化、歴史等いろんなことを学んで地域の方々やママ友のグループとコミュニケーションをとって仲良く暮らしたい」と話しています。


琴を弾く梅 暁玲 さん

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