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道志水源林100 年記念フォーラム 約14,000 人のボランティアが手入れ

<2016年 第51号>

 横浜市が道志村の山林を購入し管理を始めてから100 年を記念して、「道志水源林100 年記念フォーラム」が11 月18 日に横浜市開港記念館で開かれました。


 横浜は1859 年の開港後、1887 年近代水道が創設されてから横浜水道の水源は道志川を利用してきました。しかし、上流部の山林が荒廃して、大雨など自然災害のたびに長期的な断水が起ったのです。そこで横浜市は1916 年に道志村にあった山林を購入、翌年に道志村内に水源林管理事務所を設置し、1919 年には森林再生事業を開始しました。道志村の6 割を占める約4,600haの民有林の中には、高齢化や人手不足で管理が行き届かない森林もありました。このための取組みとして、2004 年度から2015 年度まで道志水源林ボランティア事業が行われ、延べ14,000 人のボランティアが約59ha の山林の手入れをしました。

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