<2009年 第8号>
教室に入ると先生の綿引とみこさんから、「前結びでは、浴衣から留 袖まで手早く簡単に帯が結べて着物が着れます。帯を前で結んで後に回 すやり方で、手を後ろに回さなくても楽に結べます。」と伺いました。 ぐるりと体に回す帯板に特徴があって、紐を使っていないので一日着て も疲れないのだそうです。
生徒のみなさんはいろいろな締め方をやってみて練習していました。 締め方には恋文(遊びに行くときや習い事での普段着)、二重太鼓(結 婚式など)、つのだし、八字「やのじ」、揚羽など何十種類もあります。 練習中に二人の見学者がきて、「いいねー」「男結びもかっこいい」な ど教室の人たちと一緒に会話しながら、にこやかな雰囲気で進みました。 先生は「帯では女性のかっこよさが強調されます」そして「現在は自装(自分で着ること)を教え ているが、これからは他装(他人に着せること)の指導もやりたい」そうです。練習は地区センタ ーで、月2回(9:30~11:40)行われています。
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