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接種が進む新型コロナワクチン

<2021年 第77号>

 コロナ禍における切り札としてワクチンの接種が全国的に進んでいます。ここ横浜でも徐々に接種が進んでいますが、現状はどうなのでしょうか。わが藤棚新聞の編集記者の体験をレポートします。


●ワクチンの前提知識

 国内で接種の進む新型コロナワクチンは、発症を防ぐ効果は非常に高いとされますが、十分な免疫がつくのは1~2週間後といわれています。接種しても防ぐ確率は100%ではないので、引き続きマスクの着用と人との距離を取りたいですね。

 「熱がでた」「腕が痛い」等の副反応は一回目より二回目の方が多いようです。味覚、嗅覚の異常あるいは動悸、息切れがある場合もありますので、その場合はすぐにかかりつけ医への受診をお薦めします。


●レポート

編集記者A 70代 男性

 記者のコロナワクチン接種は1回目6月6日、2回目7月4日のどちらも17時45分で、接種会場はハンマーヘッドでした。桜木町駅から送迎バスで会場まで5分程です。海を間近に見る会場には次々と人びとが吸い込まれて行きます。入るとすぐにびっくりするほど大勢の案内係が目につきました。広い会場にはたくさんの椅子が並べられて、その周りに接種のためのブースがつながっていて、接種時刻別の椅子にはすでに到着した人びとが順番を待って整然と座っていました。ちょっと不安そうに立っている人を見かけると、すぐに案内係が声をかけてきます。座るところや次に行く場所をタイミングよく案内してくれます。接種が終わると一人一人に座って様子を見る場所を案内してくれました。こうした対応は1回目も2回目も同じでした。大勢の案内係のおかげで会場の中は終始落ち着いた雰囲気で比較的静かでした。

周りの人から2回目では接種が終わった後、体に異常が出やすいなどと聞きましたが記者の場合はそうしたことはありませんでした。変異株が増えてきて感染者が急増してきました。接種したい人が接種できるようになるといいですね。


編集記者B 60代 男性

 予約センターに何度も電話してもまったく通じませんでした。あまりに繋がらないのであきらめてかかりつけの医院にかけたところ、普段かかっているから優先されたのかわかりませんが、空いている日の指定を受けることができました。予約センターシステムの向上を図ってほしいところです。

編集記者C 40代 男性 編集記者D 30代 女性


40代は8月16日より、30代は8月23日より予約が開始されています。

●いかがでしたでしょうか。接種を受けた方も、予約方法や場所により、さまざまな風景のようです。若年層はまだ接種がいきわたっていない現状が浮き彫りになりました。

今後のワクチン接種の状況を藤棚新聞としても追いかけていきたいと思います。


※記事は令和3年8月20日現在の状況に基づいて執筆しています。 *ハンマーヘッドでの接種は現状モデルナ製が使用されています。


【ハンマーヘッドパーク】


【大規模接種会場ハンマーヘッド*】


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