<2024年 第92号>
災害時に必要となる情報は、地震や水害などその災害の種類に応じて様々なものがあります。これらは横浜市から提供されている「防災よこはま」にも記載されていて、今も西区役所総務課で提供を受けられます。
「防災よこはま」には、横浜市web サイト(災害時の緊急情報や、日頃の備えである自助・共助・公助の取組)、横浜市防災情報Eメール(避難指示や津波警報発表のなどの防災緊急情報を携帯電話・パソコン向けにEメールで配信する)、横浜市、避難ナビ(マイ・タイムラインの作成から避難所検索・災害時の避難情報の受信)などが案内されています。
大地震発生時、実際の現場で人々は、家族などの安否情報をいち早く入手したいと思っていることでしょう。災害時に被災地への通信がつながりにくい状況になったときに、家族の安否を確認する災害用伝言ダイヤル「171」が提供されます。災害時以外にもこの電話サービスを体験できる「体験利用日」があります。記者は実際に「171」を利用してみました。1 回の伝言録音時間は30 秒ですが、自分が話した声で、少し安心した気持ちになって伝言を聞くことができました。
さて、災害発生から72時間が生死を分けると言われています。災害発生時には消防車や救急車がすぐに現場に駆けつけられるとは限りません。救助に駆けつける側にも家族がいるかもしれません。
現場までの道がズタズタになっている現実を私たちは、最近のテレビなどの報道で見たばかりです。そんなとき、隣近所の助け合いが大きな力となります。日頃から、住民同士のコミュニケーションを図ることが大切だと言われています。自分の身の安全を確保できたら、近所の人と声をかけあって避難し、助け合いましょう。
(出典: 「防災よこはま」横浜市総務局)
Comments