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地域のお話処「菜の花館」を閉館、ありがとうございました~ぶらっと立ち寄れる場をめざして~精神障害者就労支援の会(自然食品の店 菜月) 代表 大島 昭宏

<2010年 第12号>

 昨年 4 月 29 日にサンモール西ヨコハマ商店街近くの空き 店舗を借りて開設した地域のお話処「菜の花館」を、予定通り今 年の 3 月末で閉館しました。地域の皆様が様々な活動を行い 交流するスペースを設け、その運営をわたくしども精神障 害者就労の会の職員と精神障害者が仕事として担いました。 西区と周辺にお住まいの方々にスペースのご利用をお声掛 けして、料金(団体使用料)をいただき貸し出しました。


稲荷台小学校児童の絵画展示


 期間中 203 日の開館日は少ない日で 5 名以下、多い日に は 20 名近い利用者があり、延べ利用者数は、1,011 名でした。日替わりのプログラム は、びわの葉温灸、市民グループによる傾聴サービス、かながわのむかし話を聞く会、 地域の福祉ボランティアグループによる体操教室、吟詠を楽しむ会、カラオケを楽し む会、手相占いなどです。加えて、稲荷台小児童の絵画展示、自然食のお茶やコーヒ ーの試飲サービスなどの利用もありました。


 11 ヶ月間の実験事業のため連日盛況とはいきませんでしたが、遊びや宿題をしに来て夕方 まで帰ろうとしない小学生、散歩の途中で立ち寄りコーヒーで雑談をする男性、買い物途中で 休憩していくご婦人、商店街、小学校、商店街学会、藤棚新聞など定例プログラム以外の 利用もありました。生活の場に近く、ぶらっと立ち寄り、気楽に楽しむ場が求められていると 感じました。ご協力ありがとうございました。

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