<2017年 第57号>
今回はジャズの弾き語りを演奏するコーケンボーさんを訪ねました。場所は障害者就労支援施設、生活創造空間「にし」のロビーです。ここでは毎週のようにランチコンサートが開かれて、歌、ピアノ、ギターなどいろいろなジャンルの演奏が行われています。この日の演奏がコーケンボーさんです。少し変わった形のギターを自在に操って奏でる音はまるでフォークギターを弾いているようです。最初の曲はバラード調の「デスパラード」、とても心地よい声に聞こえました。実は以前、歌を習ってみたいと選んだのがジャズで、自分にとても合い、長く続けられると思いレッスンを重ねました。その時覚えた発声が生きているのでしょう。3 曲目の「シング、シング、シング」はテレビのコマーシャルの曲でテンポが良く手拍子で盛り上がりました。
普段の演奏活動では、藤沢の歌声喫茶でも音楽伴奏をしているコーケンボーさんは西区在住とのこと、ここ生活創造空間「にし」では2 か月に1 度出演しています。「会場が盛り上がらない演奏会の場合はどうしますか?」という、ちょっと失礼な問いにも「淡々と演奏するだけです。たとえギターの弦が切れても、アカペラで歌えるくらいにしっかりとした声を出していきたい」と力強く答えてくれました。最後は一足早い「ホワイトクリスマス」でした。
「にし」でのコンサートの問い合わせは250-6506 へ
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