<2014年 第35号>
「生活の中で生まれたすばらしい唄が、た くさんあります。その心の叫びを音に出す のが民謡です。」と熱く語る三枝和男さん。 民謡グループの“楽”(がく)を率いてい る奥様の洋子さんは「音楽を楽しみたい、そして皆さんにも楽しんで欲しい」と、戸塚や綱島で三味 線や民謡の教室を開きながら普及に努めています。民生委 員の依頼を受けて月に 2 回程度、7~10 人で“戸部本町地 域ケアプラザ、藤棚地域ケアプラザや、なごやか(久保町) を訪問し、利用者さんと「大漁唄いこみ」「ダンチョ節」を唄い、「炭 坑節」を踊るそうです。帰り際、「楽しかった、また来てね」と言わ れるとき、「ああ、やってて良かった」と思います。
お住まいは藤棚町で、音楽仲間から寿童さんと呼ばれているご主人 は、東京都の出身。プロのドラマーになる夢が、今は尺八、笛の奏者 になりましたが太鼓演奏の基礎を築きました。洋子さんは藤棚で生ま れ、6 歳から箏、舞踊、三味線を習いプロの道に入り、今では一日な んと 5 時間近くも指導に励んでいます。
今後は、お二人とも音楽の幅が広いことから、いろんなジャンルに 挑戦しアレンジを加えながら、皆さんに飽きないで楽しんでもらえる ようにしていきたいとおっしゃっていました。藤棚の商店街で演奏が 聴けるといいですね。
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