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横浜西区七福神めぐり 西区郷土史研究会 発足四十周年記念

<2019年 第68号>

 長年に亘って西区の郷土史を研究してきた西区郷土史研究会(田村泰治会長)は、昭和54年(1979年)に発足して今年で40周年になりました。



 これを記念して同会では、さらに生活に密着した活動をめざして『横浜西区七福神めぐり』の計画を進めています。この中で同会はまず西区のボランティア養成に協力します。さらに区内の寺社などの史跡やウオーキングに必要な施設と賑やかな商店街を結んで、楽しく運動して人びとの交流を図りながら健康を維持することをめざすと、田村泰治会長(写真左)は言います。


 予想されるコースのお寺と神社は、勧行寺――浅間神社――久成寺――杉山神社――光源寺――願成寺――円満寺――洪福寺です。今回はまず公園、トイレ、ベンチなどが多い地区から始めたいそうです。


実施時期としては、来年1月3日~10日前後が目安です。


【七福神】

古来から福徳をもたらす神として信仰された七体の神。

恵比寿 :商売繁盛・福の神 元は豊漁・豊作の神。

大黒天 :勝負運・食物の神 元は仏教の宝を守護、戦闘の神とされました。

毘沙門天:保身・福の神 元は仏教の四天王、夜叉を率いて北方を守護。

弁財天 :学芸・畜産の神 元はインドの河神・学芸の神として仏教に繰り込まれました。

布袋 :人の運命や天候を予知する化身とも。元は唐・後梁の僧、肥えて大きな袋に生活品を入れています。

福禄寿 :福録を授ける神 元は中国の仙人といわれ、短身長頭の姿。

寿老人 :長寿を授ける神 元は中国宋時代の人物を偶像化、鹿を連れています。


(「横浜市西区郷土史研究会会報」より)

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