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西区制80周年事業~歴史を感じた~西区子どもかるた大会

 西区ができて80年です。記念事業の一環として、7月6日に藤棚地区センターで西区子どもかるた大会が開催されました。この日には、13時からの開会をめざして小学生から大人までがぞくぞくと藤棚地区センターの会場に集まってきました。


 会場の体育室の床に敷かれたピンク、黄、緑のマットには、小学生低学年・高学年以上・大人別の約60名の人たちが4~6人ごとのグループに別れて座り、開始を今や遅しと待っています。部屋の周りに控えた家族からも緊張が伝わってきます。


 いよいよ西区子どもかるた大会は、子ども会福永会長の開会挨拶で幕が切って落とされました。進行の内田さんと読み手の文化協会澁谷会長の一枚一枚の声に取り手の体はその都度ピンと張って、とても元気に腕を伸ばしました。いくつもの手が一枚の取り札の上に重なった時などは、審査員がすぐに判定をくだして円滑に進行していきます。



 予選は1 回戦20分で、取り札の表『今』と裏『昔』の2 回戦です。間の10分の休憩では、取り手の人たちの緊張した顔つきがいっときほっとゆるみました。そして2 回戦を戦った結果、取り札の多かった半分の人たちが、同じやりかたで次の優勝戦に進みました。


 ここで優勝戦に参加しない人たちは、取り札を利用した「西区発見コーナー」か、別の「かるた対戦コーナー」でかるたを楽しみました。こうした運営は、かるた会の雰囲気を盛り上げていくことにとても貢献しているという印象を受けました。また、 参加者からは『西区発見コーナーでは、今昔かるたの札にまつわる西区の名所を学ぶことができ、知らない西区を知れて有意義だった』『違う学校の子と一緒にかるたで遊べて、友達にもなれた。たくさん話もして楽しかった』というお言葉をいただきました。


 優勝した人たちの表彰式での賞品と全員への記念品贈呈の他に、参加者全員へバルーンアートのプレゼントもあって、いかにも楽しげな「子どもかるた大会」は終了しました。

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