西区制80周年記念式典を終えて
- Echigo Takumi
- 2月10日
- 読了時間: 3分
更新日:4月29日
<2025年 第98号>
西区は1944 年、中区の区域変更により誕生しました。それから 80 年、『西区制 80 周年』をお祝いし、さまざまなイベントが1年を通じて行われました。事業実行委員長の平野周二さんに聞きました。

●80周年記念事業委員長として、この1年様々なイベント等取組みをされてき たと思いますが、大変だったことや特に思い出深いことを教えてください。
令和6年は、【西区制 80 周年記念】と名付けた様々なイベントを多数開催しました。中でも11 月 24 日に開催した『西区制 80 周年記念式典』では、菅元内閣総理大臣にも来て頂く事が出来印象に残 っています。式典では、皆様と共に区政 80 周年の取組みを映像で振り返ったほか、神奈川大学チアリーディング部のパフォーマンスや、中高生で結成された「みなとみらい SuperBigBand」による演奏も行われました。演奏などを通して若い世代の活力が感じられ、西区の明るい未来が感じられました。また、8月 24 日に掃部山公園で開催した『西区虫の音を聞く会』での《彦根鉄砲隊》による射撃演舞 も印象に残りました。
そして12 月 20 日、掃部山公園でのシドモア 桜(ソメイヨシノ)植樹式を行ったことも印象に残 っています。植樹したのはまだ幼い苗木でしたが、 西区がこの先90周年、100周年と歩みを進めていく中で、シドモア桜も成長し、いずれ春には満開の桜を咲かせてくれることと思います。その日を今から楽しみにしています。

●90周年に向けての今後の抱負をお願いします。
80 周年の取組みは、西区民の皆さんが西区の魅力を再発見し、西区への愛着を深めるきっかけにな ったのではと思っています。
10年後の90周年に向けて、もっともっと西区を好きになってもらえるよう、自治会・町 内会の活動やイベント等をこの先も精力的に続けて行きたいと考えています。 そして、西区の未来を担う子どもたちが、生き生きと健やかに暮らせるよう、皆さんと手を取りながらよりよい西区を目指して頑張っていきたいと考えています。

●最後に西区の良さを改めて教えてください。
西区は、横浜開港以来の歴史と下町情緒を残した昔からの市街地と、横浜駅やみなとみらい 21 といった新しい都心部が共存・共栄していることが魅力の一つです。また、横浜みなとみらいホールや横浜美術館、中央図書館、野毛山動物園といったいろいろな年代の方が学習、遊びに行ける施設がたくさんあることや、 「みなとみらい21さくらフェスタ」、「虫の音を聞く会」、 「西区民まつり」、「西区キャンドルアート」など、西区ならではの様々なイベントが多数開催されていることも魅力でし ょうね。
また、人と人とのつながり、西区民が自分の住むまちに愛着をもっているということも大きな魅力だと思います。
一区民として、こういった魅力がこの先も色あせることなく、いまよりも更に魅力にあふれる西区になっていくことを 願っています。
