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自然食品、日用雑貨も一緒に配達―商店街と地域の支えあい―

<2011年 第18号>

 藤棚商店街の自然食品の店「菜月」では月曜日から金曜日までは毎日何回 でも配達するほか、他店の買物代行サービスも始めました。また、同時に旬の野菜と果物もお買 い得パック(3,000円と2,000円)を販売しています。坂の多い藤棚地区ではいくつも の店で買った品物の重い買い物袋を運ぶのが大変な人を支えようとしています。


 これに似た動きは、近隣の商店街でも始まっています。茅ヶ崎市にある牛乳販売店「森永湘南 ミルク&デザート」ではびん牛乳とヨーグルトの他、高齢者の要望に応えて持ち運びに楽なよう に、牛乳の1リットルパックに無洗米を入れて、豆腐と卵のセットで販売・配達しています。前 田社長からお話を伺うと地域の人たちと交流を持ち続けていることがわかります。


 今回は、自分の店の商品と他のお店の品物をいっしょに配達することで、買い物が楽になって 地域の人が商店街に出やすくなるでしょう。また商店同士が連携して力を出し合って地域と支え あうしくみを定着させることにより新しいビジネスが生まれることも期待されます。


■岩澤孝雄商店学会長のお話

 「商いは三方良し」近江商人の商い観、売り手・買い手・世間の三方良しだそうです。そして 「買物代行」は「買い手」(小さな一歩)を超えて「世間」(大きな一歩)でもありますから、ま ずは「小さな一歩」が大きく育ったら良いなと思います。


 少子高齢社会特有の問題もあるでしょうが、これからの「消費の柱」でもある団塊世代の参加 も得て、商店・住人一緒になって暮らしを考える“新しい商店街”がコミュニティの核となった 「世間良し」を目指していただきたいし、買物代行は、その「一歩」になると期待しております。

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