<2018年 第61号>
平成28年度より、藤棚地域ケアプラザでは第3地区の高齢者を対象に「日常生活に関するアンケート調査」やヒアリングを行ってきました。その結果、「山・坂・階段が多いため、買い物に苦労している」と返答した人が全体の7割近くになったそうです。そこで第3地区では、地域の方の外出を支援して、人と人、人とまちをつなごうと移動支援バスの「おでかけ3(さん)」を運営する「おでかけ3実行委員会」(笠原 實会長)を立ち上げました。こうして5月20日の「ふれあい春まつり」で、初めて運行されました。
以前から「第3地区は、山・坂・階段が多いため、買い物に苦労している」と多くの人たちの声がありました。なんとか楽な移動を実現しようと、横浜市道路局は平成15年12月15日から愛称「ハマちゃんバス」による実験運行を重ねました。しかし運行収入が大幅に不足するなどのために平成19年3月31日で実験運行を終了しました。 (参考:横浜市道路局HP)
公募で、「おでかけ3」のロゴマークが決定 最優秀賞 杉山裕子さん (東久保町)
これと並行して、「あなたのイラストが第3地区を走りまわる日がくるかも!?」とのふれこみで地域の方がたにおでかけ3のロゴマークが募集されたのです。7月11日に生活創造空間にしで開かれた、第3地区地域のつどいでその受賞者が発表されました。
最優秀賞には、東久保町の杉山裕子さんの作品が選ばれて、1万円のお買物券が授与されました。杉山さんは、「子どもに見てもらいたい、そうすれば家族で会話ができる」と喜びを語ってくれました。また、優秀賞には5人の作品が選ばれて、2千円のお買物券が授与されました。
おでかけ3実行委員会の笠原会長は、「おでかけ3をぜひ成功させたい。金額や運転などいろいろな問題がある。一歩一歩詰めていく。長く続くように頑張りたい」と抱負を述べました。また、会場からは「乗る人の目的地を考慮したい。」「現在の交通手段(バスや電車)との調和を図りたい」という意見がでました。
また、おでかけ3実行委員会では、移動支援バスで乗車の手助けをしてくれる添乗員数名を募集しているそうです。お問い合わせは、次までどうぞ。
生活創造空間にし TEL:045-250-6506 担当:阿部
横浜市藤棚地域ケアプラザ TEL:045-253-0661 担当:志田
最優秀賞の杉山裕子さん
ロゴマーク
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