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福祉施設と地域の顔のみえる関係づくり藤棚町1丁目自治会長 田中 誠

<2012年 第24号>

 西区は区民といっしょになって『誰もが にこやかに しあわせにい きいきとくらし続けること』を目ざして、平成22年度に第2期西区地 域福祉保健計画が作られました。これは計画期間を平成22年度から2 7年度として、地区ごとに取り組みを推進しています。



 第3地区では、平成23年4月17日に第3地区懇談会(15町内) を開いて地区の特徴を踏まえた目標を設定しました。

<目標1>福祉施設が多くできたこの地区の特徴を活かして、さまざまな人がふれあえるまち

<目標2>山坂が多い地形でも、高齢者や障害者が外出しやすいまちづくり


 第3地区には9つの福祉施設があります。現在その一部の施設の方が自主的に地域(公園、歩 道橋等)の清掃作業をされて、少しずつ人の輪が広がってきていると聞いています。そこで私達 は活動の一つとして、9福祉施設に各町内会から2名ずつの30名で2回訪問して見学会を実施 しました。これをきっかけにして、ある町内会では行事に使用するクッキーやクリスマスカード をまとめて施設から買うようになってきました。二つ目は、10月1日の福祉フェスタで会場の 一画を借りて、9福祉施設をめぐるスタンプラリーを実施しました。景品に防犯用のミニライト と飴・ラムネを用意したところ、大盛況のうちに150人分の景品が全部なくなりました。さら にこれらの実績を地域に伝えていくための広報紙をすでに第2号まで発行しています。


 こうした活動を続けて、翌平成24年3月24日に西公開堂で開催された「にこまちフォーラ ム」で経過を発表しました。ここでは、防災講演や他の地域の報告も聞くことができて、これか らの活動に大変に参考になりました。

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