<2018年 第62号>
9 月9 日(日)第2 地区防災訓練が西前小学校で開催されました。9 月6 日に起きた北海道地震のこともあってか、男性96 名女性111 名の参加者の表情はとても真剣でした。
災害時などにやはり一番困るのはトイレですが、写真右の「はまっ子トイレ」は災害時下水直結式で、仮設トイレ用下水道管に接続されています。西前小学校にはこうしたトイレが5 基あり、そのうち1 基は障害者用だそうです。そのほか、重症度によって優先順位をつけた搬送について学んだり、発電機の使い方などの訓練をしました。
はまっ子トイレ
1923(大正12)年9 月1 日午前11 時58 分、震源地は相模湾北西沖80 キロに
あたり、マグニチュード7.9 の大地震でした。有感範囲は、「北は北海道南部
から、南は九州北部まで」と言われています。
横浜市の罹災者は、死者23,440 人、けがをした人42,053 人、行方不明3,183 人の計68,676 人に上りました。被害世帯数は、93,840 戸で全世帯数98,900 戸(推定)の約95%に達しました。(「横浜の関東大震災」 今井清一著2,007 年発行より)
関東大震災 首都圏を強襲した巨大地震
-復興の前後-
大岡川・中村川分岐点より花園橋をのぞむ(『復興の横浜』 横浜市土木局より)
上:震災直後 下:震災復興後(昭和3 年頃)