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昔と今“なつかしの野毛山公園プールと謎のトンネル”

<2018年 第61号>

 画家の長谷川泰さんが、西区のあちこちを歩いて絵と文で構成した画文集「西区そぞろ歩き」(平成16年11月横浜ふじライオンズクラブ/西区役所区政推進課広報相談係 発行)の中の場所は81カ所に及んでいます。


 今回はその中から、“なつかしの野毛山公園プールと謎のトンネル”です。なお、西区役所から原画のコピーを提供していただきました。


 日本貿易博覧会が昭和24 年の3 月から6 月まで野毛山公園で行われ、その会場の噴水池を50m競泳に改装して利用した他、飛び込みプールや観客席を造り、同年10 月に第4 回国民体育大会水上大会が開催されました。その後幼児プールもつくられ、いろんな層の利用者が多かったものの、学校プールや遊泳プールが増加したことで利用者が減少し平成22 年にプールの解体を余儀なくされました。平成16年のころと現在を比べると、写真左上と中央のあたりに樹木が残っているのがわかります。


 この近くの小学校の裏門あたりで、太平洋戦争中に防空壕を掘っていたら巨大なトンネルに遭遇したといいます。しかし確かめた人はいないようです。


「西区そぞろ歩き」から(平成16年ころ)

西区老松町、東ヶ丘付近 現在

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