＜2016年 第49号＞
地区センターに上る坂の途中に リアルな人形が！ ビックリされ た方も多いと思います。彼は一体何者か？ お尋ねしたところ、 ㈱ヤマグチレッカーの平田祐樹マネージャーさんから、こんな素 敵なお答えをいただきました。
Ｑ１ 人形はいつから設置されましたか？
「人形、、、ではなく彼の名は『ボビー・ミラー』と申します。皆さまか らは愛称の『ボブ』と呼ばれることが多いようです。レッカーの本 場アメリカはテネシーから 2011 年にここ藤棚のヤマグチレッカー に赴任しました。任務は主に交通誘導、セキュリティーを任されて おります。」
Ｑ２ 設置されたわけは何でしょうか？
「レッカー車は３６５日昼夜を問わず緊急出動する為、歩道を通行中の皆様に少しでも注意を喚 起できればとの思いからボブの着任を要請いたしました。」
Ｑ３ どなたの製作ですか？
「彼は正真正銘の made in USA です。が、ここ西区藤棚町を、藤棚商店街を第二の故郷のよ うに感じているようです。『この地は生まれたテネシーを思い出す』これはボブの口癖でもあ ります。」
Ｑ４ 反響、効果などはいかがだったでしょうか？
「当初はご通行中の皆様を驚かせてばかりでしたが、ここ数年は一緒に写真を撮られる方が 増えました。幼稚園や保育園の可愛いらしいお子様たちは引率の先生と一緒に『ボブさんこん にちは！』と大きな声であいさつして行ってくださいます。」
Ｑ５ 何かエピソードがありますか？
「ボブに『西区役所はどこですか？』と何度も聞き続けていた妙齢の方がいらしたのを記憶し ております。残念ながらボブは英語しか理解できないのです。 また、今年のバレンタインデーに彼の胸のポケットに入ったチョコレートを見たときは正直嫉妬 いたしました。」
Ｑ６ 藤棚商店街をどう思われますか？
「ここ藤棚商店街は横浜の中心の西区にありながら懐かしい優しい雰囲気のする素敵な場所 です。ボブが生まれ故郷テネシーを思い出すのもどこか通じるところがあるかもしれませ ん。」
Ｑ７ その他、会社のアピールなどあれば。
「レッカー車の出入りに際して、通行中の歩行者の皆様にはいつもご迷惑をおかけして大変申 し訳ございません。細心の注意を図り出入庫いたしますが、どうか通行にお気をつけください。 弊社は創業以来ここ藤棚を中心に活動して来ました。皆さまの車生活を縁の下で支えられる ようこれからも尽力してまいります。」
ボビー・ミラー、 愛称『ボブ』
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