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コロナ禍における西前小学校の現状~須貝校長先生・坂入副校長先生に聞く~

<2021年 第74号>

 コロナの終息が見えないまま新年を迎えましたが、小学校におけるコロナへの対応は現在どうなっているのでしょうか。西前小学校の須貝校長先生、坂入副校長先生にお話しを聞いて来ました。


●コロナ発生から約1年、学校の状況はどうでしたか?

→当初、コロナは未知のものであり、国・市のガイドラインに沿いつつも、校長判断で状況を把握しながらなんとか対応してきました。1年経ち、保護者の間でもコロナに対する意識が異なってきています。学校行事の開催の可否などは学校方針や保護者間の意見を調整しつつも、子供たちに感染させないリスクを第一に考え、日々臨機応変に動いています。


●オンライン授業の取り組みはどのような状況ですか?

→オンライン授業に関しては、横浜市の策定する構想(詳細は下記検索ワード)に基づいて、4 月からの運用を目指し着々と準備を進めています。授業で使用するタブレットはすでに保管してあり、今は電源や通信環境の配備を行っています。先生方も研修を受けハード、ソフト両面で万全の対応を目指し進めています。

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●感染対策は?

→メディア等で言われている手洗い等の感染対策は当たり前に行っていますが、加えて、消毒専門の職員が派遣されてきており、水回りをこまめに拭いたり、てすりの消毒をしたり、これまで生徒が洗っていた牛乳パックを代わりに洗ったりしています。そうした「目に見えない対策」に取り組み、感染者を発生させないよう最大限の注意を払っています。


●コロナ禍で子供たちの様子はどうですか?

→普段できていたこと、例えば遊具で遊ぶ、歌を歌う等ができなくなったことにより、多少ストレスを受けている子供もいることは確かです。しかし、全体的に子供たちは元気で楽しく過ごしており、なにより大人たちより環境に順応する能力が優れています。大人たちも見習わなくてはなりません。


取材雑感:世間で騒がれているオンライン授業等も重要な課題ですが、「目に見えない対策」など小学校独自の取り組みを伺っているうちに、外部からは分かり得ない、先生方のコロナ対策に対する細かい気遣いが感じられました。こうした対策を知れば、保護者の方々も安心して子供たちを学校に送り出せるのではないでしょうか。須貝校長先生、坂入副校長先生、お忙しい中ありがとうございました!!



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